上の子は4歳からそろばん教室パチパチくんに通っています。
わが家は、毎回テキストで壁にぶつかって、親子で四苦八苦しています。
でも、いつもある日、急に壁を突破する娘。
各テキストに入る前にやっておけば、スムーズにできたかな、よかったかなということを紹介します。
現在、テキストがそろっぴ4までいったので、4までの内容を紹介します。
そろっぴ1:「5」「10」を作らない足し算、引き算
そろっぴ1は、一番はじめのテキストで、色はピンク色です。
そろばんには、「5」の珠と「1」の珠が4つあります。
そろっぴ1では、この「5」や「10」の珠を作らない計算をします。

はじめは、一桁の足し算から始まり、最終的には二桁の足し算になります。
一見、難しそうに見えますが、実は5や10の珠を作らない足し算になっています。

次のそろっぴ2に行くには、昇級テストがあり、10問100点を取らないといけません。
そろっぴ1までにやっておくといいこと
そろっぴ1のテキストの中間くらいをやっているころは足し算、引き算の意味を理解していませんでした。
テキストに書いてある数字の通りに珠を動かしているだけのゲームのような感じです。
そろばんでは二桁の足し算引き算をやっていましたが、53と76どちらが大きいかもあいまいで、数の連なりを理解していないようでした。
お風呂に100までの表を貼ったり、数の概念を後からフォローしました。あらかじめ100まで数えさせておけばよかったかなと思います。
そろっぴ2:「5」を作る足し算、引き算
そろっぴ2のテキストの色は、水色です。
「5」を作る足し算、引き算をします。
方法は二つあります。①「5」を使う方法か、②普通に足し算をするかです。
①「5」を作る方法は、例えば4+2のとき、
2が足せないので、4に5を足して、3(5-2)を引くという考え方で計算します。
この場合、4+1、2+3、5-1、5-2、5-3、5-4だけを暗算できればいいのです。
②普通に足し算する方法は、 例えば4+2のとき、
すでに4つ入っている珠を、暗算で4+2をして6にしちゃうという方法です。
下の問題ですが、そろっぴ1と同じように見えますが、「5」の珠を作ったり崩したりする計算が入っています。

そろっぴ2までにやっておくといいこと
両手だけで済む足し算引き算をやっておくといいです。
10以下の足し算引き算を繰り返しやって、手を使わずに済むくらいできるようになっておけばスムーズだと思います。
最初は手を使わせるようにした方がいいです。子供が手を使わなくなるまで見守りましょう。
そろっぴ3:「10」を作る足し算、引き算
そろっぴ3のテキストの色は、緑色です。
「10」を作る足し算、引き算をします。
ここで新たに、百の位を使う計算がでてきました。もう百の位使っちゃうの!?と、びっくりしました。
娘も、どこにどれを入れるのか混乱していました。

そろっぴ3までにやっておくといいこと
10になる組合せを覚えておくといいです。8のお友達は2など、10になる組合せを覚えさせておきましょう。
そろっぴ4:
そろっぴ3のテキストの色は、黄色です。
「10」を作る足し算、引き算と。「5」を作る足し算と引き算が一緒になった問題が出てきます。
数日混乱している様子でしたが、何とかマスターしたようでした。
そろっぴ4までにやっておくといいこと
そろそろ小学生ということで、お金の感覚を身に着けようとドリルを買いました。そろばんは、お金の計算をするためのものだったので、そろばんの珠が一円玉、五円玉等の硬貨に対応しています。
数の大小、そろばんの使い方の気づきになればと、このドリルの問題をそろばんで解かせたりしています。わが家はほとんど電子マネーで買い物をしてしまうので、お金の感覚が育っていないようで、10円玉3枚の方が50円玉1枚よりいいみたいです。
絶対やった方がいいこと
絶対にやった方がいいことは、答え合わせの時に親もそろばんをはじいてみることだと思います。
最終的にどのテキストの最後の問題は、見た目はほとんど同じ感じです。でも、解いてみると、「5」の分解や生成があったり、「10」の分解・生成があったり。
子供がどこにつまづいているのか、どうしたら乗り越えられるのか等、色んなことが見えてきました。
特に、私はそろばん経験者ではないので、一緒に解いてみると仕組みがわかって面白かったです。そろばんって楽しいなって思いました。
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