近くにあるという理由でそろばんをはじめたわが家でしたが、そろばん教室パチパチくんで新たにテキストをもらう度に、こんなに難しいことやるの!?と驚いています。
そして、娘も毎回壁にぶつかり、四苦八苦していました。
今「おうちそろばん」をやっている家庭が多いようで、自宅でできるそろばん教材があることを知りました。下の子もいずれそろばんを習わせようと思っているので、下記のちびっこそろばんを買ってみました。とっても楽しそうなテキストだったのと、そろっぴとの進み方の違いにびっくりしたので、ご紹介したいと思います。
そろばん教室とおうちそろばんの進み方の違いを比較してみました
おうちそろばん(ちびっこそろばん)
おうちそろばん教材のちびっこそろばんでは、数の概念をきちんと教えながら進めていくことができます。1ページごとに教え方が書いてあり、初心者でも教えやすいようになっていました。テキストもかわいいイラストなどがあり、楽しそうな印象です。
ちびっこそろばんのテキストの内容はこちらのHPにPDFが添付されていますので参照してください。

そろばん教室(パチパチくん)
どのテキストも1桁くらいの簡単な内容から始まりますが、最後は2桁の数字が5段並ぶ問題で終わります。テキストにかわいさは全くなく、ひたすら問題が書いてあるだけです。下記のテキストはパチパチくんで使用するそろっぴ4のテキストで11級レベルです。同じ11級相当の内容のちびっこそろばん3は、1桁の数字が5段並ぶ問題が最高のレベルになります。※両者とも同じ「10」と「5」を使う足し算引き算で同じ内容です。

このように、そろばん教室(特にパチパチくん)では、とにかく数をこなすので、数の概念は特に教えません。ひたすら指を動かし、やっていることへの理解は後から付いてくればいいといった感じです。
そのため、先取り学習のために習わせたいのなら、ちびっこそろばんや公文などがいいと思います。そろばんで脳機能を高めたいなら、そろばん教室の方がいいと思います。
そろばん教室パチパチくんでは、次のテキストに移る際には2桁の数が5段並ぶ問題を決められた時間内に解き100点満点を取る必要があります。このように、早く解くこと、正確に解くことが重視されているため、自宅でやるよりも集中力や計算力、記憶力を高める効果があるように思います。
テキストの比較表
そろっぴは早い段階で扱う桁が大きくなり、そろっぴ3で百の位が入ってきます。一方、ちびっこそろばんは3でも十の位までで、スモールステップで数の概念を理解させながら、進めていく内容となっています。
そろっぴ | そろっぴの内容 | ちびっこそろばん | ちびっこそろばんの内容 |
そろっぴ1 | 繰り上がりのない たし算、ひき算 1~100までの数 | ちびっこそろばん0 | 繰り上がりのない たし算、ひき算 1~10までの数 |
そろっぴ2 | 「5」をつかう たし算、ひき算 1~100までの数 | ちびっこそろばん1 | 「10」をつかうたし算、ひき算 1~30までの数 |
そろっぴ3 | 「10」をつかう たし算、ひき算 100を超える数 | ちびっこそろばん2 | 「5」をつかうたし算、ひき算 1~40までの数 |
そろっぴ4 | 「5」と「10」をつかう たし算、ひき算 100を超える数 | ちびっこそろばん3 | 「5」と「10」をつかうたし算、ひき算 1~40までの数 |
まとめ
【そろばん教室がいい場合】
✔自宅で教えるのが面倒
✔小学生以上
✔そろばんで脳機能を高めたい
【おうちそろばんがいい場合】
✔教室に通うのが面倒
✔小学生以下
✔数の概念を教えながら進めたい
両者、進め方が全く異なるので、驚きました。あまり深く考えずに、パチパチくんを習い始めたので、毎回テキストの内容の難しさに驚きます。園児のうちはちびっこそろばんで教えて、小学生からスピードを鍛えるためにそろばん教室に通わせる方がコスパ的にはいいような気もします。子供は集中力や計算力が付いてきてパチパチくんの良さも実感していますので、各ご家庭の判断で選ばれたらと思います。
おうちそろばんか教室かで迷っている方の参考になればと思います
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